防災の警報音として、緊急地震速報は聞いたことがある人は多いのかも知れません。
今回は、防災の警報音やサイレンについて簡単にご紹介します。
今回ご紹介するのは、緊急地震速報、津波、国民保護といった状況で聞くことがあるサイレンです。
緊急地震速報
緊急地震速報には、大きく3種類の警報音があります。
デバイス(テレビ、スマホ本体、スマホアプリ)の種類によって違いがあります。
※それぞれサイレン音にリンクを貼りましたが、
遷移した先でさらに再生のためのクリックが必要になっております。
ここでの緊急地震速報の視聴音をクリックしたからと言って、
すぐに鳴動することがないように配慮しています。ご安心ください。
視聴に際し、周囲に人がいないところで確認ください。
①NHK緊急地震速報音
「NHK緊急地震速報」音:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:NHK)
「NHKの緊急地震速報のチャイム音」と表記されていますが、
テレビやラジオで流れてくる音になります。
気象庁は、震度5以上と予測されたとき発表します。
②ブザー音
「ブザー音」
スマートホン・携帯電話の端末に購入時から利用できるものです。
受信設定やマナー設定時の設定などそれぞれで行ってください。
スマホ・携帯電話のデバイスで流れてくる音になります。
▶ NTTドコモ:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:NTT)
→「エリアメール「緊急地震速報」編」をクリックすると試聴できます。
「最大震度5弱以上と推定した地震の際に、
強い揺れ(震度4以上)の地域(全国を約200の地域に区分)の
携帯電話に一斉配信いたします。」(出所:NTT)
▶ au:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:au)
→「受信したときの警報音」にある3つの「警報音」をクリックしてください。
「最大震度5弱以上と推定した地震の際に、
強い揺れ(震度4以上)が予測される地域をお知らせするものです。」
(出所:au)
▶ ソフトバンク:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:SoftBank)
→「警報音を聞く」をクリックすると試聴できます。
「最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れ(震度4以上)が予測される地域を、
可能な限り素早く知らせる情報です。」(出所:SoftBank)
③通知音
「通知音」
各スマートホンにインストールした防災系アプリの通知音です。
デフォルト音、通知音、警告音などで設定を選ぶことができると思います。
代表的なのが「REIC緊急地震速報音」(サイレン音へ進むにはこちらから)かも知れません。
(出所:REIC(特定非営利活動法人リアルタイム地震・防災情報利用協議会))
大津波警報、津波警報、津波注意報
①防災行政無線で流れてくる警報音(サイレン)
▶ 大津波警報:「サイレン音へ進むにはこちらから」←※すぐに音が流れます
▶ 津波警報:「サイレン音へ進むにはこちらから」←※すぐに音が流れます
▶ 津波注意報:「サイレン音へ進むにはこちらから」←※すぐに音が流れます
②スマホで流れてくる警報音(サイレン)
▶NTTドコモ:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:NTT)
→「エリアメール「津波警報」編」をクリックすると試聴できます。
解説として、「津波による災害の発生が予想される場合に、地震が発生してから約3分を目標に気象庁から大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。ドコモでは大津波警報、津波警報を該当する沿岸地域に一斉配信いたします。」(出所:NTTドコモ)
▶au:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:au)
→「津波警報音」の動画ファイルをクリックすると試聴できます。
解説として、「気象庁は、津波による災害の発生が予想される場合に、地震が発生してから約3分を目標に大津波警報、津波警報、または津波注意報を発表します。緊急速報メール「津波警報」では、大津波警報、津波警報を対象沿岸地域を含むエリアにいらっしゃるお客さまにお知らせします。」
(出所:au)
▶SoftBank:「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:SoftBank)
→「津波警報の専用着信音を聴く」をクリックすると試聴できます。
解説として、「津波による災害の発生が予想される場合に、地震が発生してから約3分を目標に気象庁から大津波警報、津波警報または津波注意報が発表されます。」(出所:SoftBank)
国民保護
国民保護とは
国民保護とは、日本に対する外部からの武力攻撃から私たち国民を守るためのものです。
そのような、国民の生命、身体、財産に緊急な事態が発生する(した)際にサイレンが吹鳴します。
これは、全国瞬時警報システム(J-ALERT)を使用しています。(参考:消防庁)
どのように届く
武力攻撃などが発生した場合には、緊急速報メールを用いて国民に緊急情報が知らされます。
さらに、「警報が市町村から住民に伝達される際には、武力攻撃が迫り、又は現に武力攻撃が発生したと認められる地域に当該市町村が含まれる場合には、原則としてサイレンを使用して注意喚起が図られることとなっています。政府は、平成17年7月、国民保護に係る警報のサイレン音を決定しました。」
(出典:内閣官房国民保護ポータルサイト)
サイレン音
「サイレン音へ進むにはこちらから」(出所:内閣官房国民保護ポータルサイト)
→「サイレン音の再生(MP3)」をクリックすると試聴できます。
※視聴に際し、周囲に人がいないところで確認ください。
※遷移先で注意事項をよく読んでご使用ください。
おわりに・・・
警報音、サイレンをご紹介しました。
近年の災害といった、地震や大雨による洪水・土砂災害などのリスクの高まりや、
あるいは、発生したタイミングで耳にしたことがある人もいるかも知れません。
一方で、「国民保護」に関するサイレンはなかなかご存知ない人も多いでしょうか。
この機会に、ぜひ知っていただければ幸いです。
今回は、警報音やサイレンといった「音」による警報でした。
聴覚に障害のある方や、警報音が聞き取れない環境で仕事をする人、
さらには、情報系デバイスを携帯できない職業の人など、
音だけではない警報の仕組みづくりはとても大切です。
視覚に訴えるような、ライトと緊急地震速報が接続される商品もあるようです。
災害リスクが迫った時に、対応のための時間的余裕をできるだけ確保したいものです。
その警報が何を示しているのか、
その警報を知ったあなたはや周りの人はそのときどこにいるのか、
どういう状態なのか、安全な状態なのか、危険ががあるのか、
その危険から身の安全をどのように確保するか、
そういった判断をして行動に移すことができる時間は有効に活用しましょう。
「今がスタートライン!」です。